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案の定:着工中断から1年半で建設費約25億円増【庁舎・新福祉会館建設】

2023年5月18日、「新庁舎及び(仮称)新福祉会館建設の再開及び長期財政見通しについて」の全員協議会が開催されました。


2021年(令和3年)11月、工事着工を目前に中断し、その後の方針が定まらなかった庁舎・新福祉会館建設のゆくえにつき、

白井新市長のもとで初めて、具体的な数字(資料)と進め方のいわゆる”再開方針案”が出されました。


再開方針案の要点としては、

「庁舎・新福祉会館建設は、現設計を基本に進める。」

「今後の追加的実施設計の検討範囲は、構造に影響を及ぼさないもののみとする。」

「市財政の見通しは十分に成り立つものと考える。」


資料では冒頭に、「早期建設を目指す理由」「現設計を基本に進める理由」がありましたが、この点は、私がこの間ずっと主張してきたことと何ら変わりありませんでした。


2021年(令和3年)第4回(12月)定例会「着工中断の時期」での一般質問記事(市議会だよりから抜粋)↓

その他、最下段「関連記事」もご参照ください。


2023年(令和5年)5月18日全員協議会で示された資料↓

設計に関しては、再開するにあたって、今ある設計(実施設計まで終了している)から、建物については法令改正等の時点修正が必要な部分の追加的実施設計を実施、建物以外の部分でコストダウン図ることが示されている。(いわば軽微な変更のみ)

次の6月定例会に補正予算として、当該建設事業を再開するための必要な予算を上程したい、というもの。



ここからが本題、

1年半前の着工中断時より、大きく変わったことが3つあります。

①竣工までのスケジュール(当然変わります)

再開方針案では、

 新福祉会館(先行竣工) 2026年2月竣工、2026年5月供用開始

 新庁舎 2027年3月竣工、2027年8月供用開始


②建設工事費

再開方針案では、

 着工中断直前の積算工事費90.7億円から、現時点で約115億円と

 同じものを建てるのに工事費約25億円(市民1人当たり2万円)増額する概算が示されました。


③財政見通しの金額の部分

再開方針案では、

 財政調整基金の見込み残高が令和7年度末50億円(着工中断時の中期財政計画では令和7年度末残高8.3億円)

 基金総額が令和7年度末80億円(着工中断時の中期財政計画では令和7年度末残高13億円)


以前から早期建設することこそ市民のためになる(時間が経てば経つほど誰のためにもならない)と主張してきた私の立場から思うことは、「案の定」の言葉でした。


◆早期建設の立場の私が、1年半前の着工中断時に、すでに建築資材(工事物価)の高騰は始まっていたからこそ、中断してしまうと再開時には建設工事費が更に上がってしまうのではないかと発言

案の定、その時点から概算約25億円の上昇

 また、着工中断時(令和3年11月)の中期財政計画は、新型コロナの市財政上の影響をこれ以上悪くはならない最低水準の数値(市税歳入だけで年間10億円減少)であって、人口増や武蔵小金井駅南口第2再開発地区竣工による税収プラスの変動要素を考えると、”厳しい中でも庁舎等建設の財源計画は立った”と言えるのではないかと発言

案の定、市税歳入は減るどころか増加、翌年度繰越金もいわば例年どおりであったのが、令和3年度の決算値。その結果から出てきた今回の財政見通しの数値は、1年半で大きく(良い方向に)乖離が生じた。


全員協議会における質疑(確認したかったこと)


これらを踏まえ、私は、

市長となった今、この再開方針案をどれだけの熱意をもって提案しているのかを問いました。


なぜかというと、

再開方針案の提案者である白井市長は、当時は議員の立場で、着工中断の大きな原因となった「建築確認申請(着工への準備行為)を行わないこと」の申し入れを前市長に対して行った16名の議員の一人であること。また、設計条件等を決定していく過程において、「あの時の自分の判断は間違っていた」と議員時代に自ら発言された経緯があること。があるため、

市長という立場となった今、この大きな事業のに対してどう思われているか…


つまり、この方針が市長にとって単なる現状報告とおうかがいなのか、相当な熱量(覚悟)をもった上での提案なのかが知りたかったわけです。

結論として、後者であると受け止めました。私の質疑と市長の答弁の要旨は以下のとおり。


(質疑)

沖浦→お互い政治家として結果的な責任を背負っているはず。約25億円の高騰の受け止めと、この再開方針にあたっても市民に納得していただけるよう、しっかり市民へ説明責任を果たすべき。


市長→結果的に工事費が約25億円(市民一人当たり2万円)増加することは、重く受け止める。

***


沖浦→白井市長が議員時代の時に、事業の見直しをして財政運営スキームを改善すべきと発言されていたが、今回示された財政見通しは、その事業見直しの成果であるのか、今一度計算しなおしたら新型コロナの”市財政上”への影響が思ったほどではなかったために出てきたものであるのか。


市長→事業の見直しは時間がかかる作業でまだできていない。令和3年度決算値をベースに引き直したもの。

***


沖浦(意見)→早期建設には過去も現在も進める立場であり、しっかり向き合っていく。これは市長が誰でであっても同じである。ただ、市長の立場で軽率に考え方を変えるようなことにならないよう、申し上げる。


以上、

次の定例会でも本件で動きがあると思います。その際はまたご報告いたします。

よろしくお願いします。

小金井市議会議員

沖浦あつし


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