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【議会改革】高齢者福祉・子育て教育環境の充実へ、委員会再編を提案

現在、会派みらいのこがねいで提出している「議会改革」の提案をお伝えします。

自治体の最大の使命は「住民福祉の増進」市議会もそのために存在し、努めて行かなければならないのは言うまでもない。市の施策の動向、現状報告やそのチェック、議案や陳情の具体的審議は、常任委員会や特別委員会で行われる。特別委員会はその時々の特出すべき課題がある場合に設置される一方、常任委員会はいかなる時でも市議会に設置されるもの。今回この常任委員会の再編成を「議会改革」として提案。

「議会改革」って何ぞや。ですが、

議会ルールの改廃または新たな取り組みをすることで、市民に開かれた議会、効率的な議会運営、そして最終目的である住民福祉の増進につなげることである。(持論)

小金井市の常任委員会は現行3つ

◆総務企画委員会(総務部・企画財政部・市民部・農業委員会・選挙管理委員会など)

◆厚生文教委員会(福祉保健部・子ども家庭部・教育委員会)

◆建設環境委員会(都市整備部・環境部)

少子高齢化問題をはじめ、時代のニーズに即した議会の組織の在り方を考えたとき、現行の常任委員会組織でいいんかい⁈と思ったのが、私が議会の中に入って水にも慣れてきた2年目の時だった。

3年目に入るときに会派みらいのこがねいを結成し、まず会派内で提案したのがこの話。なぜかというと

厚生文教委員会の審議時間が突出している。

厚生文教委員会は、高齢者・障がい者・子育て・学校教育・生涯学習・スポーツなど市民生活・暮らしに一番身近なものが多い委員会である。したがって審議時間が多くなることは当然とも言える。

で、問題は何か。

「審議時間が長いこと」ではない。

「深い審議・審査ができなくなってきていること」である。

この委員会に所属して私も実感しているが、委員全員が「このような時間ですから端折って・・・」と配慮していたり、ほとんど触れられないでしまう調査項目が出てきたりすることが、議会の権能として十分に発揮できているのかどうか疑問に思ったからである。

ましてや、この分野は市民の日常生活の主軸となる分野。

深い審議・審査ができる委員会構成にすることで議会の権能を向上させることが、目的である「住民福祉の増進」にもつながる。時代のニーズに即した組織の再編をもとめ、

この厚生文教委員会を

厚生委員会と文教委員会の2つに分けるべきではないか⇒常任委員会を4つにすることを提案した。

近隣市と参考市の常任委員会の所管を調べたが、4つの常任委員会を設置している市においては、ほぼ同様に厚生と文教を分けていることが資料にて分かる。

そこで、いま議論の論点になっているのが、委員会の人数。

小金井市は議員の定数が24名であるので、4つの常任委員会だと単純計算でひとつの委員会は6名ということになる。(現行は委員会8名)

6名は少ないのではないか、この点が一つの論点になっているが、委員会6名で行っている他市(武蔵野市・東村山市・多摩市など)が現に存在しており”不可能ではない”ことが分かる。

今現在、議会運営委員会において活発な議論の最中。

(私は議会運営委員会の委員ではないので、傍聴しながら事の行方を見守る)

議会改革は全会派一致(11会派)が原則であるため、全会派に賛成してもらえないと提案は成就しないという高いハードルがある。

そこで、

もしも4つの委員会で一致できないのであれば、3つの常任委員会はキープしながら委員会所管の部局を再編成してみることも提案。それは、

◆総務企画委員会(現行のまま)

◆(仮称)子ども教育委員会(子育て・保育・学校教育・生涯学習など子ども家庭部と教育委員会の所管)

◆(仮称)福祉まちづくり委員会(建設環境委員会の所管に厚生文教委員会から福祉保健部を追加)

狙いは、

子育て環境を最前線に単独の委員会とすること。

そしてCoCoバス・介護タクシー等の交通手段やベンチ、バリアフリーなどの整備には

福祉というソフト面を全面に掲げたまちづくりが不可欠として直結できる委員会に再編すること。

時代のニーズに応え、先駆的にあるべき姿を体現する小金井市議会にするために、ぜひ前向きなご提案ご賛同を(^^)

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