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2年ぶり再開へ ~庁舎・(仮称)新福祉会館建設事業~

◆中断していた庁舎・新福祉会館建設事業は、2年ぶりに再開へ

 10月末から市民説明会

 庁舎・(仮称)新福祉会館建設事業は、第3回定例会10月5日本会議の議決により、市の再開方針とともに動き出します。

 その始めとして市内6箇所において、市主催の市民説明会が開催されることとなりました。

市民説明会日程(市HP)↓

 市の再開方針(下記参照)の説明と質疑応答の機会も用意されています。

 今後期待すること等、前向きなご意見をぜひお寄せください。


今後のスケジュール(予定)

工事着工:令和7(2025)年3月

竣工時期:令和9(2027)年7月 (庁舎と新福祉会館は、同時に竣工)


◆6月定例会から9月定例会の経緯

 中町3丁目にある蛇の目ミシン工場跡地に建設予定の庁舎・(仮称)新福祉会館建設事業は、令和3(2021)年11月着工目前に中断していた。

 白井市長は、事業再開へ市の方針(完了済の設計を基本として進める)を示した上で、今年6月に、「市民説明会、仕上げの実施設計、建築確認申請、工事費再積算等」を内容とする

いわゆる“再開予算”を議会に上程した。


 この市長提案は全会一致で可決するのだが、そこで、4会派の議員提案で出された約600万円増額の修正案(コスト減を目的に異なる設計案を検証すること)も同時に可決。

 (私は効果が見込めないとして増額修正案に反対しました。本検証結果に対する会派の意見は下記参照願います。)

検証結果が出るまで2か月間を要した。その結果は、9月に示されました。

検証結果&”再開方針”は市HPで見られます↓


◆市は、検証結果を受け、再開方針を示す

 市は、「本検証で効果は見いだせなかった」とし、

【再開方針】

①庁舎と新福祉会館の同時竣工

②広場の再検討

を今後の“仕上げの実施設計”で行うこととした。


検証結果と”再開方針”に対する、私の所属会派 みらいのこがねい の会派意見

 現本庁舎の耐震不足等の老朽化やエレベーターがないバリアフルな状況、非効率な分散庁舎、市民利用や福祉の拠点となる福祉会館機能の早期回復、30年に亘る第二庁舎ビルの賃借料は75億円を超え、さらには建築資材の高騰など1日も早く結論を出すべき課題であり、市長提案の本事業再開予算に賛成したが、約600万円を増額した上に2か月の延伸となる議員提案に対しては、市民の利便性や必要な機能を低下させず大幅なコスト減の確実な担保の確認がないこと、提案議員の考えが全く異なることなどから反対した。

 検証結果は、西岡前市長時代から答弁されていた「床面積の削減なしに大幅なコスト減は困難である」ことが数値化され立証されるに留まり、まさに我が会派が予め指摘した通りの結果となったが、可視化されたことにより共通の理解になったことは歓迎したい。

 本結果を受け示された市の再開方針①新庁舎と(仮称)新福祉会館の同時竣工、②広場の再検討を仕上げの実施設計で行うことは、本来の検証目的であったコスト減に資するものではないが、現実的で妥当な判断と評価し、この方針に従い本事業を再開することを支持する。


◆議会は事業再開を承認

 元々“再開予算”の内容が最低9か月要すること、10月からの再開は年度をまたぐことが確実なため、“債務負担行為を設定する”議案いわゆる「市の再開方針と事業再開を承認する議案」が9月定例会後半に提出され、10/5本会議にて可決した。

(採決態度は以下のとおり)

事業再開に賛成 15

みらいのこがねい④(岸田・村山・鈴木・沖浦)

自民信頼④(吹春・河野・五十嵐・遠藤)

公明②(渡辺ふ・小林)

一人会派⑤ 水谷、斉藤、安田、坂井、清水

事業再開に反対 7

共産③(たゆ・水上・森戸)

子ども④(古畑・渡辺大・高木・片山)

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